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 上海には数多くの国際学校(インター・現地校国際部)があり、世界各地からの生徒が学んでいます。もちろん日本人家庭にとっても興味・関心の高い国際学校。その反面、日本と異なる教育システムに疑問や不安も出てきます。ここでは、インター・現地校国際部を検討しているご家庭に向けて、中国(上海)ならではの国際学校事情、アドバイスをお伝えします。

インター校の種類を把握する

 赴任前、赴任直後の情報が少ない時点でインター校を受験し、不合格が続いてお子さまが落ち込んでしまうケースが見受けられます。このケースのほとんどは本人の能力というよりも、インター校の種類を把握せずに学校選択をしてしまったことが大きな原因であると言えます。インター校は大きく2種類に分かれており、それぞれ受け入れるお子様の条件が大きく異なります。立地条件や設備などで選択する前に、まずインター校の種類を把握することから始めてみましょう。

①Aインター校(仮称)

主に英語を母国語とする子どもが通う学校です。アメリカンスクールなどがこれに当たります。インターナショナルというよりも各国の在外教育機関としての役割が大きく英語をフォローするという概念はありません。他国籍の生徒がほとんど在籍しない日本人学校と同様だと言うとイメージしやすいでしょう。入学時にはネイティブレベルの英語力が要求されますので、これらの学校にお通いの日本人生徒は、他国のインター校に通い、すでに高い英語力を身につけているケースがほとんどです。よって日本の学校で英語が得意のほうだった、英会話学校に週3回通っていたという程度ではこれらの学校への入学は厳しいでしょう。

② Bインター校(仮称)

主に英語を第2言語とする子どもが多く通う学校です。数十ヶ国から生徒が集まる文字通りのインターナショナル校です。これらの学校では異文化理解を重視し、できるだけ多くの国から生徒を受け入れる方針があるため、入学時に母国語レベルの英語力を要求していません。ESLクラスを設けて、通常のクラスに入る前に集中的に英語のフォローを行なうのが大きな特徴です。様々な国の友人ができ、楽しさや困難を共感できる点からも、国際学校通学経験のないお子さまにはBインター校をお勧めします。最近急増している現地校国際部(英語部)も第2インターとなります。

③Aインター校とBインター校の違い

 まず、どちらのインター校も正式な教育機関として認可を受けており、アメリカやカナダなどで採用されている教材を使用しています。また、世界中で評価の高いIBプログラムを採用する学校も増えてきましたので、質の高い教育が期待できます。Bインター校は、生徒と同様に教師も世界各地から採用しているので、ネイティブというよりも共通言語としての英語を使って授業を行なっている点が大きな特徴でしょう。

ESLクラスとは

英語を母国語としない生徒は、数学や理科など全ての教科を英語で理解することが非常に難しく精神的な負担を感じます。こうした生徒に対して入学後の一定期間で英語力を集中的に身につけさせるプログラムがESL((English as a Second Language)です。多くのインター校では、入学前の問い合わせ時にスタッフから「ESLクラスが準備されているので安心ですよ」と言われます。ところがこのESLクラスも各インター校によってシステムが異なるので、しっかり把握しておかなければ入学後だけでなく、帰国後に影響を与えることがあるので注意が必要です。

①ESLを設けているのは小学高学年から高校1年生まで

 大半のインター校では、小学低学年は学習内容が易しく学習言語としての英語も難しくないので通常クラスでフォローできるという判断からESLクラスを設けていません。学習内容が難しくなる小学5,6年生から設置しているのが一般的です。一方で高校2年生以上にはESLクラスを設けていません。厳密に言うと高校2年生以上の生徒を受け入れる学校が少ない状況です。学習内容も難しく大学受験を控えている学年はESLクラスでのフォローでは間に合わず進路に責任が持てないため、高い英語力を持った生徒のみを受け入れざるを得ないというのが各インター校の本音です。

①ESLは学校の成績として認められない

 ESLクラスは各インター校があくまでも補習として設けているクラスであるため、学校の正式な教育を受けたことになりません。ESLクラスを修了し通常のクラスで学習することで正式な成績(評価)が出されます。日本に当てはめると、この時点で初めて定期テストを受け、内申点がつくことになります。よってESLクラスに在籍したまま日本に帰国した場合、現地での正式な成績がないと判断され編入学が認められないケースがあります。帰国を半年後~1年以内に控えているご家庭はこうした問題が起こりやすいのでインター校入学は慎重に検討したほうが良いでしょう。

②各インター校のESLクラスを把握

 学校によってESLクラスのカリキュラムは様々です。ここでは代表的なカリキュラムを紹介します。
<独立型ESL>
芸術や体育などの副教科は通常クラスと一緒に受け、その他の時間は全てESL単独クラスで英語を集中的に学習します。単独クラスなので教師のフォローが行き届き、教材も基礎英語学習用のものを使用するので効率的な英語力向上が期待されます。ただし、毎日が英語詰めになり友人関係が限定されるのでストレスがたまりやすい傾向があります。
<取り出し型ESL>
 通常クラスに入り、特定教科(数学や理科など)の時間に別教室で基礎的な授業を受けます。入学後すぐに各国からの生徒と一緒にインター校ならではの教育を受けることができ、正式な成績も出ます。ただし、学校では部分的な英語フォローしか受けられず、教科書も通常のものを使用するので、学校以外(家庭)でのフォローをしっかり行なわないと低い成績を取ってしまう傾向があります。

インター校入学前にできること

インター校入学を決断してから実際に入学するまでの期間は2ヶ月~半年のご家族が多いようです。この短い期間の中で効率的な英語学習をするにはしっかりとした目標設定と学習プラニングが必要となります。よって英会話教室の一般的なレッスンだけではあまり効果が期待できません。ここでは赴任前に日本でも行なえるインター入学前準備法を一部ご紹介します。

<インター校のテキストを確認>

 インターで実際に学習する内容を確認することから始めましょう。日本の書店でも洋書コーナーでインター校の家庭学習用テキストを購入することができます。中国でも英語教育が非常に盛んですので、外文書店などの洋書専門書店で取り扱っています。算数やエッセイ(作文)の学習に使われている単語や表現をある程度習得しておくことは、授業の理解に大きく役立ちます。

<日本の英語テキストを活用>

小学5年生~中学1年生でインター校に入学した生徒たちには「ESLの授業も分からない」というケースが見られます。教師がいかに簡単な単語や表現を使って授業をしても、基本的な文法知識がなければ、説明や指示が理解できず簡単な文章作成も困難になります。
日本語の英語教材を使用する場合は、文法学習が一通り終了する中学3年生までの英文法テキストを学習しておくことをお勧めします。
中学2,3年生は英検取得を目標にすることで計画的かつ効率的な英語学習を進めることができます。英検準2級、2級は歴史や科学などの専門分野の単語も出題されるため、インター校入学前の学習として一定の効果があります。また、英検の検定日(3月、6月、10月)と、日本の生徒がインター校に入学する時期(3月、4月、9月)が重なることも学習意欲を向上させる効果が見込めます。

インター校入学後にできること

 滞在年数に関わらず日本に帰国する家庭がほとんどですので、ここでは日本帰国後を見据えた海外での過ごし方を学年別に紹介します。

① 小学生として帰国

 公立学校に編入学する場合は、各都道府県の教育委員会に連絡し具体的な手続きの説明を受け準備を進めます。インター校で学年を下げているお子さまも日本の公立学校では該当学年に入ることになります。インター校での通学年数が長く、日本の教育から長期間離れているため、学年を下げてもう一度しっかりと日本の教育を受けさせたいというご家庭はその旨を相談するとしっかりと対応してもらえます。海外滞在中にできることとしては、インター校の勉強に差し支えない程度で日本の国語や算数の学習を進めることをお勧めします。カリキュラムや情報が充実している通信教育が良いでしょう。ベネッセの「チャレンジ」や「Z会」、国語教育を重視している「ドラゼミ」などは海外での受講が可能です。
 私立の小学校は現在のところ海外からの積極的な受入れを行なっていません。同志社大学附属同志社国際学院初等部は中国でも海外入試を行なっていますが、ほとんどの学校では日本国内のお子さまと同じ対策が必要となります。

②中学生として帰国

 公立の中学に編入する場合は小学生と同様にインター校で学年を下げているお子さまも日本の該当学年に入ることになります。ただし、私立中学では編入は欠員が出た場合などと学校によって様々なので随時問い合わせが必要です。また中学3年生で編入を受け入れる私立学校は非常に少なく、高校入試を受けるように薦められるケースがあります。
公私立に限らず小学校を卒業して中学入学時に帰国を予定する場合は注意が必要です。受験資格を「6年間の義務教育を修了していること」と定めている学校では、インター小学校卒業を6月に控えているお子さまは条件を満たしていないと判断する場合があります。各都道府県、学校によって規定が異なりますので、公立学校の場合は教育委員会へ、私立学校の場合は各学校に問い合わせておきましょう。
中学受験条件をクリアしたら具体的な準備に取り掛かることになります。公立中学校の場合は日本の小学校教科書に準拠した問題集や通信教育教材をインター校の学習と平行して計画的に行なえば問題ありません。私立学校の場合は遅くとも小学5年生から中学受験用の特別な対策が必要となります。お近くに学習塾がある場合は希望する学校の対策を行なっているか問い合わせてみてください。学習塾がない地域では、中学受験用の通信教育を受講することができます。日能研の「知の翼」など大手学習塾の通信教育では海外受講に対応しています。

③高校生として帰国

 まず高校入学時に帰国する場合ですが、上記と同様に受験資格を「9年間の義務教育を修了していること」と定めている学校は注意が必要です。どうしても条件を満たしたい場合は、中学2年または3年次にお子さまと母親が帰国して公立中学に在籍するというケースもあります。ただしこのケースはご家族が離れ離れになりますし、ご兄弟がいる場合は影響が出やすいので慎重に検討しましょう。
 高校入試は全国各地、国公私立で形式が大きく異なります。公立高校を受験する場合は各都道府県が指定する帰国生受入れ校では入試科目が3教科に軽減されます。東京都の都立国際高校や愛知県では千種高校国際教養科、豊田西高校がこれに当たります。赴任前、海外滞在中の夏休みでの一時帰国時に学校見学をしておくと急な帰国でも慌てることがないでしょう。私立高校は国際化を推し進める学校が多く、海外からの帰国生を積極的に受け入れています。英語(エッセイ)のみで受験できる学校もありますが、大半の高校入試では日本の学習内容から出題されるので、特に国語の学習はインター校に入学後も続け、受験前には志望校の入試過去問題で出題傾向対策を行ないましょう。

最後に

 海外は日本国内と異なり、赴任地域によって生活環境や教育環境が大きく異なります。上記で各地のインターナショナル校に共通の情報をお伝えしましたが、日々の生活で直面する問題やストレスは各家庭で異なり、帰国後の将来設計も様々です。インターネットでの情報収集や一時帰国時のリサーチ、海外教育専門家のサポートを活用しながら、現状を客観的に分析し、お子さまの特性、ご家族の方針に合った教育環境を整備してください。海外だからこそ得られる経験を通して、語学力だけでなく人間性も大きく成長されることを祈っております。

LinkIconインター&現地校選択サポート


定期的に上海市内のインター&現地校(国際部)を訪問し、入試情報、日本人生徒の様子、進路実績など、最新情報を収集。これらを元に、インター校&現地校(国際部)に興味関心をお持ちのご家庭に対して、日本人専門アドバイザーが情報提供&相談対応、学校見学予約同行、入学手続きサポートを行っています。

インター入学前後の英語サポート


インター校に入学を検討しているご家庭は、英語力がどのくらい必要なのかが分からず非常に不安を感じています。EDUICでは、お子さまの英語力を診断し、ご入学を検討している学校&学年に必要な英語力を身につけるためのオリジナルカリキュラムを作成します。さらに、厳しい審査に合格した日英バイリンガル講師がご自宅にお伺いし着実な英語力伸長のサポートを行います。

現地校国際部入学前後の中国語サポート


現地校国際部入学前に授業理解に役立つ基礎中国語を身につけたい。現地校国際部に通っているけど、宿題や課題のサポートが欲しいなどのご要望をお持ちのご家庭に家庭教師をご紹介。最大の特徴は、日本語対応可能な講師を募集し、書類審査&面接で厳選した講師をご紹介するシステムです。

【教育専門コラム】上海のインター校事情


海には数多くのインター校があり、世界各地からの生徒が学んでいます。もちろん日本人家庭にとっても興味・関心の高いインター校。その反面、日本と異なる教育システムに疑問や不安も出てきます。ここでは、インター校に興味のあるご家庭に向けて、中国(上海)ならではのインター校事情、アドバイスをお伝えします。

【教育専門コラム】インター幼稚園事情


インター幼稚園には大きく2つの運営形態がある。アメリカ系やイギリス系のインターナショナルスクールの「付属幼稚園」と、幼稚園のみを運営している「単体幼稚園」に分けられる。卒園後もインターナショナルスクールの教育を受けさせる予定であれば附属幼稚園がおすすめ。⇒続きはコラムにて!

LinkIcon【図書紹介】インター入学前に読んでおきたい本


日本のお子さまがスムーズにインター校での生活&学習をスタートするために必要とされる英語力のうち、意外と軽視されているのが「多読」です。アメリカ&イギリスなど諸外国の学校では「たくさん本を読むこと」が宿題として当たり前に課せられます。お子さまに合ったレベルの楽しい本をたくさん読ませることは、インター入学予定者だけでなく、日系幼稚園&日本人学校にお通いのお子さまにとっても、英語力UPに絶大な効果を発揮します!⇒続きは専用ページにて!

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