卒業生の大半が「一番の思い出は大部屋の寮生活」と口をそろえていう寮教育。最大の特徴は全国唯一の”大部屋”という生活形態。「生徒たちが様々な摩擦を乗り越え、お互いに信頼関係を構築し、尊重し合うことで、今の子どもたちに一番欠けている自立心と協調性が培われていく」という理念から、この大部屋スタイルを貫いている。
　入学者のうち、関東・関西からの入学生が過半数を占め、海外（上海）からの帰国生も在籍している。「真のエリートは、社会的地位の高い人間やお金持ちの人間ではありません。世のため人のために役立つ精神を持ち、それが実践できる能力を持った人間です。そういう真のエリートを本校から育てたいと思います」（井上副校長）
　６月に上海で開催した「寮のある学校講演＆説明会」での井上副校長の話は、参加した保護者に大きな感動を与えました。（説明会報告⇒説明会報告）

　２０１０年春の卒業生のうち、現役で難関国公立大への合格者が２９名。難関私立大への合格が計９１名。理系進学者は全体の約６割で、特に医学部進学者が多い。寮生は塾に行かないという認識のもとに、授業の内容を充実させている。

　上海で受験希望者がいれば、会場を準備して対応している。詳しくは学校までお問合せを。